飯田貴之建築設計事務所(茨城県稲敷郡阿見町の建築家)土浦市,つくば市,阿見町,水戸市,守谷市,取手市,ひたちなか市,城里町,美浦村

飯田貴之建築設計事務所

Takayuki Iida Architect&Associates

断熱材の種類って?

断熱材選定の決め手は、各種断熱材の特徴を知った上で、どの特徴を優先するか?
そして、コストとのバランスとなります。
コスト重視で、グラスウール。調湿、防音重視でセルロースファイバー。柱をあらわしにしたいので、外断熱。
ここでは、断熱材それぞれについて、設計、施工の面、維持管理の面、メリット、デメリットをご紹介します。
(※ 次世代エネルギー基準の天井断熱の認定数値の場合)

リサイクル・エコ系

「セルロースファイバー」

材料
新聞古紙が主原料。古新聞を粉砕し綿状にしたリサイクルエコロジー製品
コスト
2,500円/㎡(施工費込み)
メリット
吸放出性がよい
吸音性がよい
防虫効果がある
環境に優しい(リサイクル品)
デメリット
コストが高い
工務店によっては施工不可
新聞のインクが気になる。(ドイツのエコテスト社では推奨品とのこと)
その他
次世代のエコ断熱材

「軽量軟質木質繊維ボード」

材料
木質繊維でリサイクルエコロジー製品。
廃材などを利用
コスト
グラスウールの約3倍

プラスチック・石油化学系

「ポリスチレンフォーム・ビーズ法」

材料
ポリスチレン樹脂と発泡材
いわゆる発砲スチロール
メリット
耐水性がある
軽くて緩衝性が高い

「ポリスチレンフォーム・押出し法」

材料
ポリスチレン樹脂と難燃材、発泡材
押し出しながら成形
いわゆる発砲スチロール
メリット
ビーズ法より断熱性に優れている
ビーズ法より耐圧性に優れている
ビーズ法より耐候性に優れている
吸水・吸湿性熱伝導性が小さい
デメリット
基礎の外断熱に使用の際は、シロアリ対策が必要

「硬質ウレタンフォーム」

材料
プラスチック発泡体(ポリウレタン樹脂)
コスト
厚さ50mm 1,850円/㎡
メリット
ポリスチレン押し出しより熱伝導率が低い
断熱性能が高い
デメリット
シロアリの被害を受けやすい
基礎の外断熱に使用の際は、シロアリ対策が必要
難燃剤が含まれているが、燃え
燃焼時に有毒なシアンガスが発生
その他
外張り断熱の定番品

「高発泡ポリエチレン」

材料
ポリエチレン樹脂に発泡剤を混ぜたもの
コスト
厚さ50mm 1,850円/㎡
メリット
他の石油系断熱材より柔軟性に優れて壁や柱に充填しやすい

「フェノールフォーム」

材料
プラスチック発泡体(ポリウレタン樹脂)
コスト
厚さ50mm 1,730円/㎡
メリット
防火性に優れている
炭化するだけで、煙や有毒ガスの発生が少ない
不燃・準不燃材料の認定
断熱性能が高い
透湿係数が低い
デメリット
シロアリの被害を受けやすい
基礎の外断熱に使用の際は、シロアリ対策が必要
難燃剤が含まれているが、燃え
燃焼時に有毒なシアンガスが発生
その他
外張り断熱の定番

鉱物系

「グラスウール」

材料
ガラス屑を溶融、繊維化したもの
フェルト形、ボード形、ばら状の3種類がある
コスト
厚さ200mm 600円/㎡
メリット
安い
燃えにくい
シロアリがつきにくい
デメリット
通気層がないと結露の恐れがある
その他
空き瓶や廃棄ガラスのリサイクル製品

「ロックウール」

材料
玄武岩などを繊維化したもの
コスト
グラスウールとほぼ同じ
メリット
グラスウールとほぼ同じ
軽い
耐久性がある
耐火性がある
吸音性がある

「発泡ガラス」

材料
ガラスを炭素で発泡させたもの
コスト
高性能グラスウールの数十倍
メリット
難燃性
耐水性
耐薬品性
シロアリにも強い
燃焼ガスの毒性が極めて低い
その他
地下室、基礎の外断熱に適している